年中行事(旧暦)

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7月

7月7日:七夕祭り

津堅島の葬儀は、三日、六日、四十九日の法事と1年忌を行い、数年以上たった後、最後の法事を七夕の日に行います。

7月13~15日:盆

13日:ウンケー(精霊迎え)
墓掃除をしながら精霊を迎えにいきます。家では仏壇を掃除し、アダンの実とサトウキビを供え、晩はご飯と汁を供えます。14日は朝・昼・晩にお茶や食事を供えます。
15日:ウークイ(精霊送り)
夜、ウチカビ(紙銭)を焼き、お供えを器に入れて家族全員で拝みます。その後、アダンの実とサトウキビだけ外に出し、後のお供えは屋敷外の門に捨て、ウークイが終わります。昔は16日の未明に行いました。

8月

8月10日:シバサキ

ススキの穂でサンをつくり、家の四隅、軒、鍋、釜、農具、庭の樹木などに結びます。魔除けのまじないです。

8月11日:ウシデーク(臼太鼓)とウドゥイ(男踊り)

ウシデークは祭祀舞踊の一つで、女性のみで踊ります。この後に男性による踊りが行われます。

8月15日:八月十五夜

農作物の豊作を祝う行事。現在は公民館前の広場に集まり「十五夜遊び」を行います。各家庭では、小豆をまぶした「フサギ」と呼ぶ餅をつくって、仏前に供えます。

9月

9月13日:カー御願

ミーガー、アラカーなど8個所の井戸(カー)をめぐって拝み、感謝の言葉を捧げる行事です。かつては最後のホートゥガーの広場で三線や太鼓に合わせて踊り、お祝いをしました。

10月

10月吉日:シマークサラー

集落に侵入する悪疫をはらう行事。各組の入口に豚肉をはさんだしめ縄を張り、豚肉とお酒を供えます。子供たちにも肉一片ずつが配られます。各家は、豚の血を塗ったトビラの葉を家の門にさします。

11月

11月14日:マータンコー

7つの頭をもつ大蛇の怪物を退治するという伝説にちなむ、津堅島独特の行事です。

12月

12月6日:ムーチー(鬼餅)

邪気払いと子供の健康を祈る行事。餅をつくってゲットウやクバ、イモの葉などに包みます。

12月31日:大晦日「年の夜」

大晦日を「トゥシヌユル」といます。室内をきれいに掃き清め、正月の飾り付けを行います。年越しの食は昆布、豚肉、大根のウーニー(大根の煮つけ)です。仏壇に供え、家族揃って食べて年越しをします。

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