津堅島の概要


津堅島の位置と地形

沖縄本島中部の中城湾の沖合、勝連半島から南東約4kmにある太平洋に浮かぶ島です。島の地形は集落が立地する南西部が高く、東北方向に向かって緩やかに傾斜し、赤土の島尻マージに覆われた平坦な土地が広がります。
島の東側にはサンゴ礁が発達し、広大なイノー(礁湖)が広がります。

津堅島の産業

島の中心部にはニンジン畑が広がり、島は「キャロットアイランド」の愛称で親しまれています。また近年、イノー(礁池)と呼ばれるサンゴ礁に囲まれた浅い海では、沖縄一の生産高を誇るモズク養殖が行われています。ニンジン栽培とモズク養殖の2つが島の基幹産業として発展しています。

津堅島の生業と暮らし

島はユイマール(助け合い)で支え合う半農半漁の暮らしが営まれてきました。男性は漁を、畑は女性が主、海から上がった男性も畑を手伝いしました。かつての農業は、主食である甘藷(サツマイモ)と野菜や豆、穀類などを栽培し、加えて換金作物として評判の高い津堅大根をつくっていました。島には川がなく水が乏しいため、稲作の歴史はありませんでしたが、海の幸、畑の幸に恵まれ、自給自足の暮らしが続いてきました。
ときに海の物と畑の物の物々交換を交えたユイマールの暮らしの形は、今もひきつがれています。